糖尿病

食事をすると、一時的に血糖値が高くなりますが、「インスリン」というホルモンがすい臓から分泌されることによって、正常値に下がります。ところが、このインスリン分泌量が少なくなったり、分泌されてもうまく働かなくなってしまうと血糖値が高い状態が続いてしまいます。これが、糖尿病です。

 

血糖値が高くても初期段階では自覚症状も乏しく、糖尿病に気づかなかったり、気づいても治療をおろそかにしてしまう人もいます。しかし、そのまま放置すると病気が進行して、多くの場合、合併症を引き起こしてしまいます。進行すると、失明することもある糖尿病性網膜症、透析治療が必要になるかもしれない糖尿病性腎症、壊疽を起こして足などを切断しなければならなくなるかもしれない糖尿病性神経障害の三大合併症を起こすこともあります。そのため、早期のうちから治療を開始していく必要があります。