大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)

大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)とは、大腸粘膜を直接観察する検査です。

検査をご希望される方は、基本的に予約制です。検査前に下剤処置が必要なため、ご連絡またはご来院ください。


検査を受けるタイミング

大腸がんは早期の段階だと症状に乏しい場合が多いです。また、早期の発見であればあるほど、完治する確率が高くなります。

そのため、病気を早期発見するためには、定期的に内視鏡検査を行う必要があります。特に40歳を超えたら、内視鏡検査を受けるようにしましょう。


当院の大腸内視鏡検査の特長

大腸内視鏡検査は挿入時に腸管が伸展されたり、内視鏡から送られる空気の量が多くなってしまうと、腹痛や腹満感など苦痛を伴います。当院では、少しでも検査中の苦痛を和らげるために鎮静剤を使用して、出来る限り眠りながら検査を行うようにしております。

また、空気ではなく炭酸ガス送気にすることによって検査後の腹満感や吐き気を軽減するようにしています。(炭酸ガスは空気より35倍吸収が早く、症状をおさえます。)

また、検査は消化器内視鏡・消化器病専門医が行い、病気の早期発見・早期治療に努めています。検査中にポリープがみつかった場合はポリープの切除を行います。(ポリープの大きさ・形状によっては、入院での切除が必要になります。その際は、治療可能な病院へ紹介させていただきます。)


検査の流れ

1.診察

診察をしてから、予約・前処置の説明をします。

 

2.検査前日

食事は、説明時にお渡しする検査食を召し上がってください。

 

3.前処置

検査前日や当日に下剤処置をしていただきます。(詳細は受診時に説明いたします。)

 

4.検査当日

予約時間に来院後、最終排便の性状を確認し、検査着に着替えていただきます。

 

5.鎮静剤

静脈より鎮静剤を使用し、可能な限り眠っていただきます。(検査に慣れている方は鎮静剤を使用せずに検査できます。)

鎮静剤を使用する場合は、常時 血圧・脈拍・血中酸素飽和度の測定を行います。

 

6.検査開始

検査時間は約15分~40分間程度です。(処置の内容によって検査時間が変わっていきます。)

 

7.検査終了後

鎮静剤の効果が切れるまで、休んでいただき、その後に検査結果を説明します。


検査費用